テネリフェ島、テネリフェ北空港 (TFN)

テネリフェ島は、大西洋に浮かぶスペイン領の群島、カナリア諸島の中で最大かつ最も人口の多い島で、アフリカ北西部の沖合に位置しています。テネリフェ島の面積は約2,034平方キロメートル、人口は約95万人（2024年）で、その多くが州都サンタ・クルス・デ・テネリフェとその周辺に住んでいます。テネリフェ島は、北部の緑豊かな渓谷や森林から南部の乾燥した風景まで、壮大で変化に富んだ自然が広がっています。島の大部分を占めるのは、標高3,718メートルを誇る活火山でスペイン最高峰のテイデ山です。テネリフェ島は温暖な亜熱帯気候で、夏は暑く、冬は穏やかです。北部と南部の気候は異なり、北部は湿度が高く緑豊かですが、南部は日当たりが良く乾燥しているため、観光客に人気があります。テネリフェ島は、スペインと島の先住民であるグアンチェ族の影響を受けた豊かな文化を誇ります。サンタ・クルス・デ・テネリフェのカーニバルは有名で、リオデジャネイロに次ぐ世界最大級の、そして最も華やかなカーニバルの一つです。

テネリフェ・ノルテ空港（正式名称：アエロプエルト・デ・テネリフェ・ノルテ＝シウダー・デ・ラ・ラグーナ、IATAコード：TFN）は、テネリフェ島にある2つの国際空港のうちの1つです。サンタ・クルス・デ・テネリフェの西約11km、サン・クリストバル・デ・ラ・ラグーナの町の近くにあります。1946年にテネリフェ島初の民間空港として開港し、以前はロス・ロデオスと呼ばれていました。2011年に現在の名称に変更されました。この空港は島の発展に重要な役割を果たし、1978年までテネリフェ島の主要空港でした。