レウス、メルカダル広場

レウスはカタルーニャ州タラゴナにある中規模の都市で、スペイン東海岸の人気リゾート地サロウから内陸に約10キロメートルのところにあります。人口約10万人のレウスは、カタルーニャの重要な商業・文化都市であるだけでなく、建築、歴史、地元の工芸品の中心地でもあります。レウスは世界的に有名な建築家アントニ・ガウディの生誕地として最もよく知られていますが、ガウディは生涯の仕事のほとんどをバルセロナで行いました。ガウディの作品はレウスにはありませんが、街にはリュイス・ドメネク・イ・ムンタネールなど他のカタルーニャ人建築家による同時代のモダニズム建築が数多く残っています。街の中心には、カフェやショップに囲まれた活気のあるメルカダル広場があります。ここには、スペインで最も保存状態の良いモダニズム住宅の一つである印象的なカサ・ナバスがあり、一般公開されています。レウスには、ガウディの生涯、思想、そして近代建築への影響を紹介する体験型博物館、ガウディ・センターもあります。文化的重要性に加え、レウスは伝統的な貿易の中心地でもあり、ワインとベルモット（甘味とスパイスが効いた食前酒）の産地として古くから知られています。ベルモットは現在も市内で生産されています。地元料理はカタルーニャ風の風味が特徴で、オリーブオイル、新鮮な野菜、魚、肉を使った料理が中心となっています。

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• www.reus.cat